趣味ブログ:個別株への投資:Fringe81 2
前回に引き続き、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。
個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。
前回、以下の投資方針に基づいて、具体的な銘柄(fringe81)を取り上げ、投資対象とするか否かについて、お話ししました。
Unipos事業に関する今後の見方が今回に持ち越しとなりましたので、Unipos事業に関する今後の見方についてお話しします。
【投資方針】
1.グロース投資
2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。
3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)
4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)
5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。
6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。
7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。
以下の方針に沿って、購入タイミングを考えます。
4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)
5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。
前回、Unipos事業については、サービスの概要と効果について、まずお話ししました。
そして、目立った競合は存在せず、サービスの解約率が極めて低い状況で、口コミで評判が広がってきている状況であることから、Fringe81は、 事業拡大のチャンスと捉えて、2019年3月期はUnipos事業に集中投資することを発表したことも説明しました。
この2019年3月期の計画は、将来の収益のためにUnipos事業にリソースを集中させた上で積極投資する方針のため、費用増となるだけでなく、他の事業の売上にも影響することにより全体の売上の伸びも少なくなるという趣旨のものであるため、Unipos事業の成否がそのまま同社の将来の業績に直結することとなります。
これからUnipos事業の可能性について論じていきますが、その前に、Uniposの評判やおかれている状況について補足説明します。
① Unipos利用のアカウント数はQonQで240%増
導入企業数の増加に加え、1社あたりの社員アカウント数の大きい企業への導入により、Uniposを利用する社員アカウント数は急速に増加しています。
② 多くの企業に利用され、大企業からも注目されてきている
当初はインターネット関連ベンチャー企業中心の展開でしたが、メルカリやパーソルテンプスタッフなどで採用されるなど、大企業からも注目されつつあります。
③ 海外拠点での採用、問い合わせが増加し、海外展開開始
ベトナムやインドに拠点を置く企業での利用されるなかで、同社は、Uniposの海外展開を図るべく2018年度中の「Unipos」グローバル版の展開を発表しました。
④ 目立った競合がなく、かつ解約がほぼ発生なし
ピアボーナスの競合サービスは、「OKIMOCHI」(クラウドファンディングで有名なCAMPFlREが提供)、「Hey Taco! 」(米国企業による運営。日本語対応サイトはない。)、「Osushi」(ベンチャー企業のウォンタが運営)などが知られていますが、知名度や日本での普及度合いで「Unipos」を脅かす存在のサービスは現時点ではないようです。
むしろ、今後大手のインターネット企業が参入してくる可能性の方が脅威だと思います。
ピアボーナスの可能性については、大手企業も当然注目しているはずですので、『大手企業が参入する前に、できるだけ多くのユーザーを獲得し、先行者メリットを享受しなくては』という考えであると推察します。
⑤ マスメディアからも注目
⑥ 働き方改革関連の賞を受賞
⑦ 「J-Startup企業」に選出
Fringe81は、経済産業省主催「J-Startup」プログラムの特待生(「J-Startup企業」)」のうちの一社として選定され、今後世界的イベントへの出展をはじめとする海外展開の支援等を受けながら、より一層Uniposを国内外へ展開していくそうです。
このように、Uniposへの関心が高まってきている一方、大手企業の参入の可能性が脅威としてある状況において、2019年3月期にFringe81がUnipos事業に投じるリソースと目指す姿は以下の予定と発表されています。
① 先行者メリットの獲得
【投じるリソース】
競争がない今のうちにマーケティング投資を行い、顧客の業種/規模/地域のバラエティを広げる。
【目指す姿】
多様な顧客を取り込み市場を広げつつ、 市場占有度と純粋想起性を高める。
② 解約率の維持・改善
【投じるリソース】
現状では解約率は低水準てあるが、顧客の業種/規模/国籍が多様になっても維持・改善していく。
【目指す姿】
『ピアボーナス世界ナンバーワン』となる。
③ 人員配置の変更
【投じるリソース】
・広告事業からメンバーを異動させ、成長スピードを確保する。
・COO直轄事業とし最優先で取り組む。
【目指す姿】
事業側/プロダクト側のリソースを拡大期に耐えられる状態とする。
大手企業の参入の可能性が脅威ですが、このようにUnipos事業に対する追い風が吹いているうちに、積極投資を行うことは、合理的な戦略であると思います。
したがって、現時点の情報から考えると、2019年3月期の計画については、ポジティブに捉えて良いのではないかと考えます。
以上のように、Fringe81を投資先の候補として選定しましたが、投資のタイミングについては別途検討が必要です。
よい銘柄だとしても、高値掴みのリスクはできるだけ避けるようにしなければなりません。
投資のタイミングについては、これまでと同様に以下の方針に沿って、次回お話しします。
4..投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
5..底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。
6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。
7.決算前に値上がりし、移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。
これまで見てきましたように、個別株の株価の変動には不確定要素が多く、分散効果も十分に働きにくいため、個別株への投資はリスクが高いため推奨しません。
運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。
個別株への投資を趣味として紹介いたします。
もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。