ガネーシャ@FPのお金をふやそうBlog

節約方法や資産運用などのお金をふやし方について、色々わかりやすく説明します。

趣味ブログ:個別株への投資〜マネーフォワード

今回は、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。

運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

以前、私の個別株への投資方針を以下のようにお話ししましたが、今回は具体的な銘柄(マネーフォワード)を取り上げます。

【投資方針】

1.グロース投資

2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。



1.グロース投資

(株)マネーフォワードは、2017年に上場したばかりのフィンテック企業で、主な事業として、個人向けのPFMサービス(家計簿アプリ『マネーフォワード』)、法人向けのSaaSとしてMFクラウドサービスを展開しています。

以下のように、どちらも順調に売上をあげています。
資料はマネーフォワードより、4月16日に発表があった『2018年11月期 第1四半期 決算説明資料』のものです。

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2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

PFMサービスもMFクラウドサービスもストック型ビジネス(電気料金、携帯電話、サーバー代など、仕組みを作って、契約者を増やしていけばいくほどお金が入ってくる形のもの)で、以下のように順調に加入や売上が増えているようです。

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3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。

以下のように、売上と売上総利益は、順調に伸びています。

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一方で営業利益は創業以来ずっと赤字続きですが、以下のように赤字がかなり縮小されてきました。

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以下の営業費用の多くが人件費ですので、売上総利益が右肩上がりである限りは、売上総利益が増える分だけ営業利益の改善が見込まれます。

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市場でのポジションについて、個人向けのサービスにおいては、シェア一位の地位を確立しているようです。

法人向けのサービスにおいては、シェア2位ながらもシェアを伸ばしているところのようです。

法人向けのサービスは、最近メガバンクとの提携も発表されるなど、より一層の拡販に向けて軌道にのってきた感があります。

法人向けのサービスのシェアの資料は、(株)MM総研より4月12日に発表がありました『クラウド会計ソフトの利用状況調査(2018年3月末)』の資料です。

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このように、マネーフォワードを投資先の候補にしましたが、株価はその企業に対する投資家の期待を反映して変動しますので、業績がよくても、事前の期待が高まるすぎた場合に株を高値づかみしてしまうリスクがあります。

したがって、株の購入タイミングが非常に重要になります。
これについては、以下の方針に沿って、次回お話しします。

4..投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。

5..底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に値上がりし、移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。


なお、再度お話ししますが、運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

個別株への投資を趣味として紹介いたします。

もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。