ガネーシャ@FPのお金をふやそうBlog

節約方法や資産運用などのお金をふやし方について、色々わかりやすく説明します。

趣味ブログ:個別株への投資:鎌倉新書

今回も、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。

運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

今回は、具体的な銘柄として、鎌倉新書を取り上げます。

【投資方針】

1.グロース投資

2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。



1.グロース投資

鎌倉新書は、「葬儀サービス」「仏壇仏具」「お墓」「生前準備」などのライフエンディングサービスに関する書籍販売とメディアサイトの運営を行っています。

メディアサイトに掲載された広告から葬儀社、仏具店、石材店や墓地・霊園を一般顧客に紹介し、それに対する成約報酬を受け取るというビジネスモデルです。

鎌倉新書1984年に仏壇仏具業界向け書籍の出版を目的として設立されました。

2000年には葬儀に関するメディアサイト「いい葬儀」を開始し、インターネット事業に参入。

その後2015年に東証マザーズへ上場し、2017年に東証1部へ市場変更しています。

メディアサイトに掲載された広告から葬儀社、仏具店、石材店や寺院霊園を一般顧客に紹介し、それに対する成約報酬を受け取るというビジネスモデルです。

昔ながらの檀家制度が機能しなくなり、葬儀社、仏具店、石材店、墓地・霊園と一般の人との結びつきが薄れたことと、見込み顧客(主に中高年以上を想定)のインターネット利用率が高くなってきていることにより、需要が年々高まっている状況のようです。

顧客側では、 葬儀の執行、四十九日頃に用意される仏壇の準備、 納骨のためのお墓の確保という供養のための一連の流れが存在するが、事業者側では、葬儀は葬儀、お墓はお墓というように縦割りで分断された状態になっていることが多く、一貫して提供する事業者はほとんど存在しない状況です。

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業績推移を見てみます。

以下のように、2018年1月期の通期の売上高は約17.1億円と、前年度実績から約28%の増加率で、毎年同程度の高い成長率を達成しています。

営業利益率は約24%で、営業利益が前年度実績から約24%の増加となっています。

うち、WEBサービスの売上高は前年度比で約33%の増加でした。

特に4QのWEBサービスの売上高については、前年度比約41%の増加となり、成長が加速している状況です。

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資料は同社より発表がありました決算説明資料のものです。



2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

売上高も営業利益も順調に伸ばしていますが、以下のように今後も順調な伸びが期待できる見込みのようです。

また、以下の資料に記載のある成長戦略によると、既存事業の運営体制の強化のほか、ライフ エンディング領域の周辺市場の開拓に向けた施策が動き始めているようで、中長期にわたるより一層の成長が期待できそうです。

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3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。

上記のように売上高、営業利益とも順調に伸びる見込みですが、以下のように、採用費用の伸びが今後は抑えられる見込みでもあるため、利益率は更に向上していくことが期待できます。

また、同様の事業を一貫して取り扱う目立った競合他社は今のところ見当たらないようです。

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購入のタイミングについては、これまでと同様に以下の方針に沿って、次回お話しします。

4..投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。

5..底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に値上がりし、移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。


なお、再度お話ししますが、運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

個別株への投資を趣味として紹介いたします。

もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。