ガネーシャ@FPのお金をふやそうBlog

節約方法や資産運用などのお金をふやし方について、色々わかりやすく説明します。

趣味ブログ:個別株への投資:鎌倉新書2

前回に引き続き、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

前回、以下の投資方針に基づいて、具体的な銘柄(鎌倉新書)を取り上げ、『3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。』まで、お話ししました。

今回は、それ以降についてお話しします。

【投資方針】

1.グロース投資

2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。

以下の方針に沿って、購入タイミングを考えます。

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。


以下の図は、ヤフーファイナンスに掲載の鎌倉新書の過去6ヶ月間の株価チャートです。


f:id:ganesa_fp:20180613220619p:plain


このチャートのように、鎌倉新書の株価は、3/8にで2018年1月通期の決算を発表して以降、株価が急騰して4/16に4,655円まで達しましたが、それからとりわけ悪いニュースもなかったはずですが、その後、4/26の3,580円まで急落しました。

その後も下落を続けて、6/6の終値は3,270円でした。

恐らく、株価が上がり過ぎたという理由の調整であったと思います。

それでも、3/8の株価よりはかなり高いのですが。

それから、6/14の第1四半期の決算発表への期待からでしょうか、少しずつ株価が上昇し、6/14の終値で3,460円まで戻しました。

ピーク時からはかなり株価が下落しましたので、値動きを監視し、上昇トレンドへの変換を確認したら、購入するチャンスです。

しかしながら、6/14に第1四半期の決算発表があります。

決算発表を受けて株価が大きく上昇する可能性もありますが、決算発表後のマーケットの反応は読みづらいため、決算発表を跨いで株を保有することにはリスクが伴います。

今回は調整により株価が下がり続けていましたので、決算発表前に購入する手もあり、判断が難しいところです。

通期の決算発表の後、上がり過ぎであったかもしれませんが、業績自体は今後も順調に伸びそうな期待があります。

但し、決算発表前の購入は賭けを伴いますので、決算発表後の値動きをみて、購入するか否かを判断すべきです。

例えば、今年度通期の当期利益について、コンセンサスが公表されていますが、会社予想よりも高い数字となっています。

今回の第1四半期の決算発表で、通期の会社予想の上方修整をしなかった場合、仮に第1四半期の実績がとても良かったとしても、通期の会社予想がコンセンサスを下回るというニュースとなり、投資家にネガティブな動きと判断される可能性があります。



これまで見てきましたように、個別株の株価の変動には不確定要素が多く、分散効果も十分に働きにくいため、個別株への投資はリスクが高いため推奨しません。

運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資を趣味として紹介いたします。

もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。