趣味ブログ:個別株への投資:Fringe81 3
前回に引き続き、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。
個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。
前回、以下の投資方針に基づいて、具体的な銘柄(Fringe81)を取り上げ、『3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。』まで、お話ししました。
今回は、それ以降についてお話しします。
【投資方針】
1.グロース投資
2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。
3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)
4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)
5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。
6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。
7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。
以下の方針に沿って、購入タイミングを考えます。
4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)
5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。
以下の図は、ヤフーファイナンスに掲載のFringe81の過去6ヶ月間の株価チャートです。
このチャートのように、Fringe81の株価は、2/14に上場来安値となる3,200円まで下落した後、短期間に値上がりし、3/13に高値5,340円をつけるまでになりました。
その後、再度急落し、5/16には安値3,500円までになりました。
6/15には高値4,445円にまで戻しましたが、現在は下落気味であり、4/22の終値は4,115円でした。
このように、かなり値動きが頻繁で激しい銘柄のようです。
上記の3,200円からの上昇については、2/9に発表された2018年3月期第3四半期決算がレーティングの見直しなども含めて、時間を経るごとに評価され株価上昇につながったようです。
また、3/8に、ひふみ投信などを運用するレオス・キャピタルワークスの大量保有が明らかになり、需給思惑が台頭したことも急騰に寄与したようです。
それ以降の下落については、株価の調整に加えて、5月11日の2018年3月期決算発表において、2019年3月期の営業利益が減益となる見込みかが示されたことも原因であったとおもわれます。
その後も株価は幾分回復しましたが、ここ数日下落が続いています(地合いのせいか、四季報が原因か、単なる調整かははっきりしませんが)。
3/13の5,340円からの大きな下落から十分に株価が回復されていないこと、長期にわたりかなり値動きが頻繁で激しい傾向のある銘柄のようですので、買うタイミングと売るタイミングを間違えなければ、利益を確保しやすいと思いますが、タイミングを間違えた場合が大きくなりがちですので、慎重にタイミングを図る必要があります。
今月末に株の分割が予定され、それまでに購入したいという気持ちが働きがちですが、下落が止まり、再び上昇トレンドに変換されたことが確認できるまでは、購入すべきではないと思います。
次の決算発表は8月ですので、それまでは大きな動きがない可能性も視野に入れつつ辛抱が大切です。
Unipos事業などのFringe81の成長性は評価できますが、適正株価の算定や株価の変動予想は難しいため、株価のトレンドに沿った売買を心掛けることが、リスクを減らすことにつながると思います。
これまで見てきましたように、個別株の株価の変動には不確定要素が多く、分散効果も十分に働きにくいため、個別株への投資はリスクが高いため推奨しません。
運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。
個別株への投資を趣味として紹介いたします。
もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。