ガネーシャ@FPのお金をふやそうBlog

節約方法や資産運用などのお金をふやし方について、色々わかりやすく説明します。

趣味ブログ:個別株への投資:メタップス2

前回に引き続き、趣味のブログとして、個別株を取り上げます。

個別株への投資は、分散効果が十分に働きにくいため、リスクが高いため推奨しません。

前回、以下の投資方針に基づいて、具体的な銘柄(メタップス)を取り上げ、『3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。』まで、お話ししました。

今回は、それ以降についてお話しします。

【投資方針】

1.グロース投資

2.投資対象は売上が安定して見込めるもの。

3.ファンダメンタルの要素を確認し、投資先候補を絞り込み。
(成長を見込めない銘柄は候補に含めない)

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。

6.価格のピークでの売却を意識し過ぎず、下降トレンドへの変換の確認後、売却する。

7.決算前に移動平均線から大きく乖離した場合には一旦売却する。

以下の方針に沿って、購入タイミングを考えます。

4.投資先候補の銘柄をウォッチングし、大きく価格を下げた後の底値付近を狙う。
(ただし、業績の悪化などのファンダメンタルの要素が原因の場合は除く)

5.底値での投資を追求し過ぎずに、株価の上昇トレンドへの変換を確認した後で、投資する。


以下の図は、ヤフーファイナンスに掲載のメタップスの過去6ヶ月間の株価チャートです。


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このチャートのように、メタップスの株価は、5/23に高値で3,665円でしたが、その後株価は下落していき、6/25の終値が2,880円となるまでに大きく下落しています。

5/23以前に遡ると、5/16の始値が2,515円であったのが、5/16に三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行が、オンライン決済事業を手がけるメタップスが提供するスマホ決済システムを活用することで合意したとの報道があったことを受けて高騰し、終値が2,945円にまでなりました。

その後も株価は上がり続けて、5/23には高値で3,665円にまで達しました。

約一週間で株価が約46%も増加したのです。

上記の報道については、現時点でもまだ当事者から発表はありません。

三井住友とみずほについては、上記の発表以前にpringと銀行口座を直結させていますので、目新しさはありません。

今回三菱がそれに新たに加わったことにより、多くの銀行との接続が進むのではという憶測のようです。

また、メガバンクが共通のサービスインフラを使うことで、小売店やユーザーの利便性を高め、スマホ決済市場で大きなシェアを確保できるという憶測もあり株価が急騰しました。

この時はメガバンク3行との提携のインパクトとAPIの開放など、銀行がフィンテック企業との提携に積極的するようになってきているという背景があり、メタップスだけが銀行と連携するということではありませんので、その点を割り引いて見る必要があると思います。

それから、その調整もあり、株価は下落していき、6/25の終値が2,880円となるまでに下がりました。


ここまでを、一昨日(6/25)の夕方まで書いていまして、残りを書いて昨日(6/26)の昼頃にブログをアップしようと思っていましたが、一昨日の夜に以下のニュースを見て前提が大きく変わることがわかり、続きを書くことが出来ませんてした。

メガバンクとの連携の先の展開についての記事で、更に決済手数料0.95%というかなりインパクトのある記事(メタップスはそのこのことについては何の発表もしていませんが)ですので、次の日(つまり昨日)の株価が高騰することは自明でした。

実際に、6/26のメタップスの株価は、高値3,265円、終値3,075円(前日比6.77%増)でした。

そして、昨日(6/26)、以下のような好材料のニュースが公表され、PTSでも株価上昇しています。


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本日(6/27)からの買いですと、いくらで買えるかわからず、高値掴みをさせられるリスクもありますので、『あまり高くない水準(3,200円くらい)であれば買ってもよいのでは』くらいしか言えません。

QRコードの件、メタップスから発表になりました。ますます上昇圧力になりますね。

くれぐれも熱に侵され、高値掴みをさせられることは避けてください。



今回、ブログ更新のタイミングが遅く(注目度で言えばある意味タイムリー)、消化不良の面もありますので、メタップス第3弾の記事として、次回はQRコード決済の競争環境についてお話ししたいと思います。


これまで見てきましたように、個別株の株価の変動には不確定要素が多く、分散効果も十分に働きにくいため、個別株への投資はリスクが高いため推奨しません。

運用としてはインデックスファンドへの投資をお勧めしております。

個別株への投資を趣味として紹介いたします。

もし、皆様が個別株に投資する場合でも、その結果が全体の運用結果に大きな影響がでない範囲に留めるべきです。